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貰うのはいつも心 Vol.1

Categoryこころ
嗚呼 あと数年もすれば
20年近く昔の事になるんだなぁ…



あの頃あたしは結婚して間もなく
夫の転勤で縁もゆかりもない
岩手県内陸へ越して来ました
当然友人も知人も居なく
夫婦で初めて家族に迎えた
ダックスの女の子『くーる』のお散歩と
お買い物ぐらいしか外出しない
そんな毎日を過ごしていました


その日もいつも通りの午後
くーるとゆっくり散歩をしていたら
すっごい元気で笑顔の可愛い子に声をかけられます



小学3年生だというその女の子は
自分の家にも同じダックスがいるから
会わせたい!ついて来てください!
そう言うんです
くーるにもお友達はいませんでした
出来る事なら会わせてみたい
…でも状況は完全に…『怪しい大人』
今会ったばかりの子の家に
ノコノコついていくのはマズすぎる(; ̄ェ ̄)


『おうちの人心配するよ?(^-^;』
断ろうとすると
『大丈夫です!こっちなんです!』
だ、だ、大丈夫って……何を根拠に……
もう手を引かれ行くしかない状況
しかも着いたら
とても立派なお家にびっくりしている間もなく
更にマズい状況に


『あれぇ?鍵掛かってる、お母さん居ない
 じゃ!庭から入ってください!』



庭!!

( ̄□ ̄;)!!




……こりゃぁもう
完全にアウトだな……不法侵入だもんね……
捕まったら夫に何て言う?(>_<。)
親は泣くだろーな(TOT)
一瞬でいろんな事考えるもんです…
そうこうしているうちにお母さんが帰宅
あたしのアホな展開予想とは真逆に
快く迎えてくださいました




こうして驚きの展開で
あたしの新しい土地での最初のお友達は
可愛い小学3年生のMちゃんで
くーるの初めてのお友達は
そのお家の子ぷーちゃん(プリンちゃん)
となるのです



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(Mちゃんとくーる)





それからは有難い事に
本当にキラキラした毎日を過ごせました
ぷーちゃんはとてもくーるを好きでいてくれて
いつ会っても驚く程に感激した様子で
尻尾どころか全身をクネクネさせて大興奮する
今でも鮮明に思い出せる程です





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(夫お気に入りのぷーちゃん写真)







後に交流は年齢的に近い
Mちゃんのお母様Sさんと主になっていき
本当にお世話になりっぱなしでした



母の入院時には
くーるの預かりを快くして頂いたり
一緒に散歩はもちろんの事
ご飯ご馳走になったり…
くーるは6歳という若さで虹の橋の住民となり
くーるの『く』を聞いても反応するぷーちゃんに
会わせられない悲しさとそれを見るのが辛い時期
一度疎遠になってしまったけれど
それでも再会した時にはまた暖かく迎え入れてくれ
くーるの後に迎えた2頭の事もとても可愛いがってくださり
その子達の看取りの時も静かに寄りそって頂きました
本当にありがたかった…




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(辛い時そっと送られてきたお庭のお花達の写真)




あたし達夫婦にとって
ぷーちゃんはもちろんの事
Mちゃんご家族はかけがえのない存在となりました




去年Mちゃんご家族は
関東へ移住され本当に寂しかったけれど
預かりという形で
犬と共に生きる事を再開してから
あたし達夫婦の『始まり』だった
Mちゃん、ぷーちゃんの事よく思い出し
元気でいてくれてるかなぁ?
そう頻繁に話すようになるんです




……つづく……
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